北鴻巣の駅前にマミーマートというスーパーマーケットがあるのですが、昨年そこで全国児童画コンクールいう毎日新聞とCGCグループ主催で文科省後援の大きめコンクールで作品を募集していたので、声をかけると３名が教室で描いて応募してくれていました。全員貰える参加賞狙いだったのですが、そのうちの１名がなんと入選しました！
凄いです！驚きました。コンクールというのは、運や選考者の好みなどいろいろな状況に左右されるものですから、水ものなのですが、やはり選ばれるのはうれしいことです。
「やったー！おめでとう！」
うちの教室では、率先してコンクールを狙っている訳ではありませんが、目標や動機づけになるので、いろいろ応募してみるのはいいことだと思っています。ただほとんどの人は選ばれませんから選ばれなかったことで、一喜一憂する必要もないというようなものだと思っています。
慰めになるか分かりませんが、大学にいた頃、毎年ニューヨークのイラストレーターズクラブが主催する学生のコンクールがあって、各大学で選ばれた作品が応募できるシステムになっていて、運よく私の作品が大学で選ばれ、教授達からも「審査員をやって知ってるけど、これは選ばれると思うよ」とお墨付きまでいただいていたのに、かすりもしなかったという経験があります。
日本に帰ってからも、絵本やイラストのコンクールにいろいろ応募しましたが、すぐに返ってきたり… 私も悲しい記憶はたくさんありますが、世の中そんなものなので、まあ何事も諦めず、悲観せず、ぼちぼち挑戦し続けることが大事かなと思います。
今マミーマートの天井からこのエリアの応募作品が吊り下げられて展示されているので、皆さんもぜひ見に行ってみてください。
私は食品の高騰価格に衝撃を受けながら下ばかり見て買い物をしていたので、気づかないまま半分以上店内を進んで店内放送でやっと気づかせていただきました。気づいた後、上を見ながらゆっくりもう１周してきました。買い物と鑑賞、同時には無理ですね。
ほっこりした気持ちになれたり、どういう絵が選ばれたのか見ることもできたりしますので、気になる方にはぜひお薦めしたいです。私はずっと上を見ていたら、首が痛くなってしまいましたが、肩凝りをほぐすのにも一役買ってくれるかもしれません。
改めて、「Sさん、入選おめでとうございます！」
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