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デッサンを習うと、あっという間に絵がうまくなる

こんにちは。ずっとあーとスタジオの寺島です。

大人のクラスがスタートして間もないですが、教室では静かにデッサンに集中する時間が過ぎております。今日は、デッサンを習うと絵がすぐ上手くなるお話をしようと思います。

目次

絵画教室で習うことの意味

絵画教室に通う目的は、プロを目指す人、趣味で楽しみたい人などで違ってくるとは思いますが、どちらにしても「絵を上手く描けるようになりたい」という気持ちは同じだと思います。

うまい絵というのは抽象的で、人によって違ってきますが、単純に上手く見えるかどうかだけで言うと、実は基準は簡単です。

上手く見える絵というのは、リアルに見える、又はリアルを忠実に表現している絵で、物の形が正確に描けていたり、光と影つまり濃淡が上手く描き分けられている絵だったりします。

どうしたら絵がうまく描けるようになるか

絵がうまくなりたければ、絵画教室に通うのが一番早いと思いますが、そこで大事なのはデッサン(ドローイング)です。やはり基本ですから、そこが分かっていないと伸びるものも伸びなかったりするのです。

うちの母は趣味をたくさん持っていて、いつも感心しているのですが、その中の一つに粘土人形があって、なかなか上手でしたが、時々腕があらぬ方向を向いていたり、プロポーションがどこかおかしかったりすることがありました。これは体の構造の基本を学んでいないからなのですが、習っている先生もあまり気にしていない方のようだったし、母も気になってはいるものの、お友達と楽しむ趣味ということもあって、まあいいかと気にしないようにしている感じでした。私は違和感を覚えていましたが、趣味の目的は人さそれぞれですから、見守るにとどまりました。

ただ上達を望むのであれば、何事も基礎をしっかり学ぶことが大切です。

絵画では、物の形が正確に描けるか、濃淡が上手く描き分けられるかは、デッサンで学ぶことができます。上手くなるには、よく見て正確に描くのはもちろんですが、人それぞれ出来ていないことや知らないことは違うので、だからこそ講師のアドバイスが参考になると思います。言われた通りに出来るかは難しいところだと思いますが、言われたことを考えるのは大事です。人に作品を見てもらって、その反応を聞いたり見たりするのは刺激になりますしね。

とはいえ、基礎は基礎なので、必ずその通りにしなければいけないということではないので、習ったことは頭の片隅に置いて、自分のスタイルを目指して欲しいと思っています。

以前にもブログで書いたと思いますが、絵画教室に行くと、自分がどういう風に絵を描いているのか、線をどうやって引いているのか、筆圧はどうかけているのかなど、自分の癖を客観的に知ることができます。独りで描いているだけでは、なかなか気づけないことです。

つまり、自分の今を知ることで、この先自分がどういう絵を描きたいかを考えるようになる。

日常から離れて絵を描くことは、心の癒しになるとよく言われますが、更に絵を描く工程は、その都度自分自身を見つめ直す作業になりますから、自己肯定感をアップさせたい方には、オススメです。

まとめ

デッサンは、物の形をよく見て出来るだけ正確に描く。

どこの影がどういう濃さなのか、反射はどうなっているかなど、これもリアルに近づけて描く。

鉛筆画であれば、芯の柔らかさ(B、2B、4B、10Bなど)を使って濃淡を(薄いところから濃いところをはっきりと)出す工夫をする。

練り消しやよく消える消しゴム(私はパイロットの消しゴムがオススメ)を上手く使って、光やハイライトを表す。

・いろいろな素材を描き分けられるよう、いろいろなモチーフで練習する。

うちの生徒さんも、まだ数回ですが、意識していただくと、あっという間にうまく描けるようになっています。トップ画像は、生徒さんの絵で、これまでデッサンなど習ったことがないと言いますが、よく描けています。

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